☆おしらせ☆

たいへんご無沙汰しております、お元気ですか?
このところ、ブログをまっっっったく更新せずで申し訳ありません。
(そんな私に「続きを楽しみしています!」とメッセージくれた方々、ありがとうございました…泣)

ブログをながらくお休みして、一体ナニをしていたのかというと、
ずっとあたためていた構想を形にしておりました。

それは、「日本史がちょっぴり好きになるかもしれない絵本」です。

*   *   *

日本史って好きですか?

好きだからこのブログにたどりついてくださった方、
嫌いがゆえにこのブログにたどりついてしまった方、いろいろだと思います。

私は子どものころからチョンマゲと刀が好きだったので、
歴史小説や歴史マンガを読み、大河ドラマや時代劇を見て育ちました。
テストのために暗記するのは苦でしたが、やっぱり歴史や日本史の授業は楽しかったし、
もっともっと学びたいと思って、大学は迷うことなく日本史学科に進みました。

そこでの研究の日々は、想像を絶するほど厳しいものでしたが、
「日本史でご飯が食べられるようになりたい!子どもたちに日本史の楽しさを伝えたい!!」と思い、
教員を志すようになりました。

ただ、日本史学科の友だちのほとんどは、一般企業からの採用を目指して就活をしていました。
あるとき、一般企業の集団面接に臨んだ友だちは、「あなたの卒論のテーマはなんですか?」と問われたそうです。
経済学部や法学部などの就活生が、いますぐ企業のお役に立てそうな立派なテーマを答えるなか、
友だちは「ひゃ…百姓一揆です…」と回答。

すると、面接官は「ん?百姓一揆??」とか「それ研究して何の役に立つのかな?どんな意味があるのかな??」というような反応だったんだとか。
友だちは「会社に反乱起こそうとするヤベぇヤツやと思われたんちゃうか…」と悩んでました。

つらい。

もしかして日本史って、一般社会で必要とされない学問なのでしょうか。

*   *   *

大学院を修了した私は、念願かなって教員になったのですが、
日本史が嫌いな子、日本史の勉強に意味を見出せない子たちに直面しました。
(たまにすんごい歴史ヲタクがいて、尊敬のまなざしを向けられることもアリ)

どうせ勉強するなら日本史を好きになってもらいたい、そう思って授業をするのですが、
私の努力不足もあって、どうしても日本史を好きになれない子がいるわけです。

さらにそのころ、高校で世界史が必修となり、日本史は選択教科となってしまいます。

つらい。

もしかして日本史って、高校で学ばなくてもいい教科なのでしょうか。

*   *   *

その後、私は出産を機に教壇を離れます。
子育ては楽しいし(しんどいけど)、やりがいはあるし(しんどいけど)、我が子は無条件にカワイイ。

でもどうしても、教壇で日本史を教えていたころの自分が輝いていたように思えて、
なんのために今まで勉強してきたんやろ…私の人生ってなんなんやろ…誰かに認められたい…と、
負のスパイラルに陥ります。
そこで、親友の力を借りてこのブログを始めることにしました。

自分の居場所ができたようで嬉しかったのですが、
目の前にいる生徒に授業をするのとは違って、読者の反応が見えないので、必要とされているのかが分からず、
また育児に追われてなかなか更新できない自分にイラだつ日々が続きます。

つらい。

自分は何の役にも立っていないんじゃないか…そんな考えにのみこまれます。

*   *   *

そんなとき、私は交通事故に遭ってしまいます。

長男を幼稚園に送ったあと、次男を後ろに載せて電動ママチャリで青信号を渡っていたところ、
右折してきたハ●エース(ロケバスみたいなやつ!)に正面からぶつかられたのです。
私は泣きわめく次男を抱っこし、ひとしきり運転手を怒鳴りつけたあと、救急車で病院に運ばれました。

幸い次男はヘルメットとベルト着用のため無傷でしたが、
私は全身打撲と左肘の複雑骨折と判明しました。

後日、全身麻酔でボルトを入れる手術をすることになり、
初めて子どもたちと離れて一人で病室にいた手術前夜。

あー、人間いつ死ぬか分からんなー、
これ左肘やったからよかったけど(よくはない)、右やったら絵描かれへんようになってたかもなー…

そう思ったとき、天命を受けたかのようにガガガッと絵本の構想がおりてきて、
病室にあった「入院生活のしおり」の裏面にネームとラフ画をバーッと描きました。

絵本構想.jpg
(どうやら宝治合戦のゴロ合わせも考えていたようです…笑)

退院後、絵本のことは頭の隅にありつつも、
家事と育児とブログ更新という日々に追われ、気がつけば数年が経っていました。

そんなとき、親友と会って、二人で「私ら何も形にできてないよな~、このままじゃ死ねんなぁ~」ってボヤきあったのです。
それをきっかけに、いよいよ絵本を形にしようと考えました。

日本史は一般社会で必要とされない学問なのか、

高校生は学ばなくてもいい教科なのか、

自分がなんの役にもたっていない気がして苦しいんなら、
そういった疑問にちょっとでもこたえる絵本を今こそ描くべきなんじゃないのか!
これまで自分が感じてきたいろんな「つらい」を昇華させるのは今なんじゃないのか!!

そうして平日一人の時間をすべて捧げ、9ヶ月もの時間を要してようやく完成にこぎつけました。
なんやかんや語ってしまいましたが、近日中に公開予定ですのでもうしばらくお待ちください。







なお、このブログは日本史の勉強に苦しむ学生さんたちのために始めました。
ところが、当ブログのイラストなどを授業で使用したいという教員からたくさんご連絡を頂き、
それが学生さんたちのためになるならばと、そのつど快くOKを出してきました。

ただ先日、二次利用の申請なしに「ブログ、授業でめっちゃ使ってます!」と言う教員と出会い、
心がポッキリ折れました。

すべてを捧げて描いた絵本も、同じように利用されるのは耐えられません…
ということで、絵本に関しては、ブログとインスタ・Facebookでは転載不可のウォーターマーク入りでの無料公開といたします。

二次利用などを希望されるオトナの方には、後日ウォーターマークなしのものを有償ダウンロードできる仕組みを整えますので、そちらから購入して頂きますようお願いいたします。

それでは、「日本史がちょっぴり好きになるかもしれない絵本」の公開まで、もうしばらくお待ちくださいませ☆

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